プログラマのためのDocker教科書 第2版 インフラの基礎知識&コードによる環境構築の自動化
「プログラマのためのDocker教科書 第2版 インフラの基礎知識&コードによる環境構築の自動化」を読みました。
まず、主にアプリケーションエンジニア向けに書かれているところがとても助かりました。
Dockerコンテナのことだけでなく、Linuxの仕組みやオンプレミスでのサーバー構築や運用の話から解説されているので、コンテナ技術がいかに便利で、なぜここまで普及しているのかということまで俯瞰して理解することができました。
さらにアジャイル開発、マイクロサービス、クラウドやKubernetesといった、これからすべてのエンジニアがキャッチアップしていかないといけないかなり実用的な内容まで網羅されています。
もはや〇〇エンジニアみたいな括りってどんどん曖昧になっていってるんだなと、改めて考えました。
自分はフロントだからバックエンドはわかりません、みたいな言い訳は通用しなくなっていくんだろうと思います。
逆に言えば、僕のようなフリーのエンジニアや小規模なチームでもどんどんサービスを生み出していけるということかなと。
チャンスはいくらでもあるということです。
そして開発のスピードやサービスの質もどんどん上がっていくのは確実。
置いていかれないようにとにかく手を動かしていかないとです。
というわけで、自分のようにフロントエンドやアプリケーションがメインのエンジニアの方が生き残ってガンガン活躍していくために、ぜひおすすめの1冊です。